子宮頸がんワクチン(シルガード、ガーダシル)のキャッチアップ制度が
来年3月(令和7年3月末)で終了となります。
対象者は平成9年度(1997年度)生まれ~平成19年度(2008年度)生まれの
女性で、一時期の積極接種が控えられていた公費接種期間中に、ワクチンの接種を
されていない方となります。
約半年で3回の接種が必要となるため、初回の接種を遅くとも今年の9月までに
スタートする必要があります(もし今後自費で3回接種をすると 約10万円 かかり
ますので、検討されている方は早めの準備をお勧め致します)。
子宮頸がんワクチンはヒトパピローマウイルス(HPV)による病気を防ぐ
ワクチンで、このウイルスは子宮頸がんだけでなく、外陰がんや膣がん、肛門がん、
咽頭がん、口腔がん、陰茎がん、尖圭コンジローマ等の原因でもあります。
男性も海外(約40か国)や東京都の一部の区、他県では接種をしております。
(参考)厚労省hp
ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン~|厚生労働省 (mhlw.go.jp)
私のこども達も接種しております。
接種の必要性や副反応のリスク等もご検討いただき、ご家族やご本人も納得を
したうえで決めていただくとよいと思います。